広い意味でのミステリーなのだろうが、今、TVドラマの「ハゲタカ」の原作者の本。
ともあれ、今、日本の研究者はかなり大変な生活を強いられている。
アメリカや中国は、基礎研究などに多額な資金を出しているが、日本は財政難というコトで、国立大学などですら、より研究費が削られている。
この先の日本に、どういう選択肢があるのだろうか。
上記の本の様に、ロケットなどの大規模プロジェクトでは無くとも、手造りの工芸品など、日本人の手先の器用さによって生み出される製品なども、他国との競争に耐えうる可能性は高い。
金銭目的に、武器に転化されそうな研究をさせられたり、以前の日本とは風向きが変わりつつあるのを感じる。
中産階級を破壊して、労働者の連帯感を粉砕し、国力を低下させて、自分達だけが潤いたいと考える人達こそが、本当の売国奴なのではナイだろうか。
平気で「愛国」を口にする人の方が、信用出来ないという気がするのだけれど‥‥