という話を、iPS細胞による最先端医療でノーベル賞を受賞した科学者の山中伸弥さんと、史上最強の棋士と呼ばれる羽生善治 さんの対談本。
iPS細胞というのは、どういうものかは判った様な判らなかった様な感じでしたが、とても良く理解出来ましたし、将棋の奥深さも、同様に理解出来ました。
人間に有って、 AIに無いのは何なのかとか、考えさせられるコトも色々と。
是非とも、一読して頂きたい一冊。
以前にも書きましたが、圧倒的に日本の研究への投資が不足しているコトも判ります。
やはり、各分野でトップクラスの人々の対談は、素晴らしいの一言。
それにしても、ノーベル賞受賞者がマラソンをしてまで、研究費を集める努力をしなくてはナラナイ国というのは、変としか言いようがナイ。
成長を後押しすべき分野にお金を集中してでも、もう少し日本の未来への希望を絶やさない様にすべきではと思います。