日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅの廃炉問題もそうだが、日本は税金をドブに棄ててもホトンド誰も責任を問われない。
だからこそ、国会の貴重な時間を無駄にしてでも、「加計学園」の問題がくすぶっているのだろうが‥‥
今治市の獣医学部には、既に百億近い税金が投入されたその顛末を知って、愕然とした本がこちら。
ネットなどで、断片的に読んでいたけれども、チャンと読んでみて、昭和の時代ならともかく、21世紀にもなっているというのに、こんな政治で良いのかと改めて思った。
前近代的であり、「権力は腐敗する、絶対権力は絶対に腐敗する」という言葉を地で行く感じなのだと驚いた。
ともあれ、ネットを流していたら、NHKで森友問題に関するスクープを連発していた記者が、左遷され、記者に戻れないと状況的に考えて退職を決意したという話題が目に入った。
日本のマスコミは、萎縮してしまっていると感じるけれど、ジャーナリストとしての矜持のある方々も、まだ多少は残されていると知って、少しだけホッとした。
昨日の本にも、ロシアの記者達は命を賭してでも、真実を書こうとしていると書かれていたけれども、日本人の中にも、まだ気骨のある方が居ると知って、今夜は少しだけ良い眠りに付けそうだ。