2018年09月15日

少し変わった歴史ミステリー

と言っても過言ではナイと思うのが、こちらの本。


江戸から明治への変革というのは、今の若者にとっては『るろうに剣心』とか、『銀魂』などのマンガ本でも取り上げられているので、他の世代よりも多少は関心があるのかもしれないと思ったりもするけれど、あまり小説では取り上げられてナイ時代だったりする。

特に、明治維新という言葉が一人歩きして、江戸時代から明治時代になったのは素晴らしい快挙としか思ってナイ単純な人も、結構存在しているのではないかという気もする。

そもそも、明治時代には「日清・日露戦争」だけでナク、各地で「西南戦争」や「佐賀の乱」など、国内での内乱も有ったりして、かなり血生臭い時代であったコトは言うまでもナイ。

薩長閥や、西南戦争の後の長州の専横など、必ずしも明治だけで終わった話でもなく、あの時代に白人の真似をしようとして、過去の遺産を破壊してしまったコトも間違いナイ。

特に、ココでは問題にされてナイけれど、医学部門に於いても、無理やり西洋医学一辺倒になろうとして、せっかく長い間積み上げられてきた、東洋医学を捨て去ってしまったコトにより、多少は復活してはいるモノの、和漢薬などの素晴らしい処方などは、口伝という形で伝えられていただけに、失われてしまった名処方もあったであろう。

この本のサブテーマでもある、明治で廃れてしまった素晴らしい伝統という話とも、類似していると思われる。

ともあれ、夏目漱石や、ラフカディオ・ハーンなど、脇役としてかなり豪勢な人々も。

著者の新境地として、踏み出して行って欲しい一冊です。
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Posted by seitaisikoyuri at 22:16│Comments(2)
この記事へのコメント
こんばんは

確かに明治時代は血生臭い時代ですね
漫画やドラマの題材には事欠かないと言うことは、多くの犠牲があったのですね
小説は言われるように、目立った作品が少ないように感じます

凸凸!
Posted by k-hirata at 2018年09月16日 22:43
k-hirataさん、おそらくコレからもっと明治時代は現在と比較して見直される時代になるのではないかと思います。

良い事もあれば、悪いコトもあった時代です。

それを冷静に分析すれば、より良い社会へのヒントが生まれるのではないかと。
Posted by koyuri at 2018年09月16日 22:49
 
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