既にジャブジャブの借金漬けの財政なのに、平気で外遊先でお金をばら撒く国、日本。
その近未来的な小説がこちら。
ともあれ、この小説が最良の処方箋を書いているかどうかは別で(まずは、高給で天下りしている官僚の月給をまずどうにかすべきではとも思いますが‥‥)、既に日本国債の入札が不調で終わっているという意味を、もっと深刻に考えるべきではないかと。
ともあれ、寓話としても読めますし、現実にも富裕層は子供を外国の学校に入れたりして、日本脱出を計画しているので、想定内の話なのかもしれません。
無駄な箱物ばかり造り出している今の現状を改めない限り、どうにもナラナイとも思います。
東京五輪の施設だって、無理に新築で造って良かったのかどうか。
今日は、昨日の心配と裏腹に、主人の母は嫁と二人なので遠慮していたのか、あまり手も掛からず、娘が帰って来てから、三人で日帰り入浴に行きました。
行く途中で、長野五輪の過去の遺産となってしまったスパイラルの横を通って行ったのですが、結局、このまま朽ち果てて行くしかナイのだと思うと、実に残念です。
建物は、建設費の他に維持費も必要になるので、造ってしまうと後に禍根が残ります。
小説みたいに一気に大ナタを振るおうとすると、逆に反発が生まれてしまうと思いますが、少なくとも消費税を福祉税に回さずに、公共事業に使ったり、国の財産を私人に融通したり、外国に良い顔をするタメに散財している様では、破綻は目の前。
それにしても、「カジノミクス」とは上手い命名です。(それは何か知りたい方は、是非お読み下さい)
長野市の隣の千曲市でも、場外車券を売る場所を作ろうという動きがあります。
長野県には、競輪や競馬などの公営ギャンブル場や車券、馬券などの場外売り場すら無いのですが、結局、依存的な人から巻き上げるのが、一番楽というコトになってしまうのかも。
でも、もうそんなレベルでは、とても日本の財政赤字には間に合わないと思うので、小説のラストみたいになって後悔しない様に、国民がチャンと考えるしかナイかもしれませんね。