人は、利他の精神を持っている事が大事だという対談の結論が、とても素晴らしい一冊がこちら。
京セラ、KDDIを創業、JALを再建し、 平成の“経営の神様"といわれる稲盛和夫氏と、iPS細胞を開発し、京都賞並びにノーベル賞を受賞した山中伸弥氏の対談。
個人的には、人の上に立ってなどというのは苦手で、どちらかというと独りで地味に働く方が性に合っているタイプなので、とても真似は出来ない生き方ではあるが、基本的に仕事というのは結果として、人に喜んで貰うというのが第一に来ないと駄目だと思っている。
謙虚に、慢心するコト無く、他者に感謝しつつ、ベスト尽くそうとするコトの大切さを教えてくれる本。
簡単には、真似が出来そうにナイ生き方ではあるけれど、良く生きようとする努力があってこそだと教えられる。
倫理観に裏付けられた研究の大切さとか、畑違いでも読んで感じるコトは多いと思います。
自らの成長のタメに、読んで欲しい一冊です。