2019年01月14日

戦争は終わったのか?

本の題名を見ると、音楽を思い出すと場合が時としてあります。

マズ、この本を見た瞬間に、ジョン・レノンの「ダブル・ファンタジー」に収録された「ハッピー・クリスマス (戦争は終った)」を思い出してしまうというのは、おそらく古い人間なのでしょう。

それでも、進んで巻き込まれて行った戦争というモノを現実には知らなくとも、実体験として酷い目に遭った親の世代から聞かされた年代すら、ドンドン減少して行く時代に於いては、とても気になる文脈です。


進んで巻き込まれて行ったと書きましたが、日清・日露と多大な戦死者を出したモノの、他国での戦争での拾い物の勝利を、自国の力とばかり過信したが故の、驕りから来る万能感によって、叩き潰されるべくして叩き潰された戦争開始から、後何十年で一世紀が過ぎようとしている現在、焦土となった東京や広島・長崎などなどの悲惨な現実も忘れ去られようとしています。

我々が記憶している、東日本大震災の多大な死亡者などよりも、より多くの犠牲者を出したというのに‥‥

無論、上記の話はあくまで小説であって、現実には起きないと思います。

しかし、本当の戦争が必ずしも起きないとは言えないのが、現実ではナイでしょうか。

防衛費は、GNPの1%に抑えると言っていた時代を過ぎ、青天井の勢いで増加しています。

日本国内向けには、「自衛隊」と言ってますが、韓国のレーダー騒動の時は、韓国に多大な瑕疵があるにせよ、英語では「日本海軍」と自ら名乗るしかナイというのも現実です。

確かに、世界情勢は世界のあちらこちらで緊迫しているとは思いますが、「なるべく平和裏に事を納める努力」というのを忘れてはダメだと思います。

戦争で、一番傷付くのは、無辜の民である、一般国民なのですから。

指導者という人々は、カーテンの蔭に隠れて、自分の身をホトンド危険に曝さずに、戦争で勝っても負けても、自分の利益になる様に、終戦後には処理したがる人達なのだというコトを絶対に忘れてはイケナイと思います。
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Posted by seitaisikoyuri at 22:01│Comments(0)
 
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