2019年01月16日

楽天主義のすすめ

とても、久々に遠藤周作氏の本を読んでみた。


遠藤氏と言えば、「沈黙」など、シリアスなモノが多いけれど、エッセイなどはユーモアたっぷりだったりする。

若い頃は、かなり好きで読んだモノだけれど、最近は本当にサッパリ御無沙汰していただけに、とても懐かしい感じがした。

そもそも、良く考えてみれば、昔と違ってあまりユーモアを売りにした小説家というのは、減っている様な気がする。

時代の要請なのかもしれないけれど、とても残念。

しばし、古き良き時代の空気を思い出して、幸せな気持ちになれた。

今は、カリカリする様なニュースばかりみたいな時代になってしまったからこそ、こうした息抜きも必要なのかもしれない。
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Posted by seitaisikoyuri at 23:08│Comments(2)
この記事へのコメント
こんばんは

昨年、数十年ぶりに沈黙を読みました
確かにシリアスな一冊ですね
宗教、信仰が書かれた小説はかなりのエネルギーをかけての読書になります
なので、遠藤周作さんにユーモアと言うイメージを全く持っていませんでした
チョット以外で、嬉しくも感じました

凸凸!


Posted by k-hirata at 2019年01月17日 00:25
k-hirataさん、シリアスも書けて、ユーモア小説も書ける貴重な作家さんでした。

死後も読まれる作家の方は、今はどれだけ存在するでしょうか。
Posted by koyuri at 2019年01月17日 19:13
 
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