2019年01月19日

再びの古典

昨日に引き続き、読んでみたのがこちら。


思えば、若気の至りというコトか、仏教が主体の大学とも知らず入った為に、寮に入っては早朝にお仏参という行事をせざるを得ないと知り、最終年度には仏教学が必修とも知り、ホトンド出席しないという暴挙に出てしまったので、歎異抄を現代訳であれ全て読んだのは、初めてかもしれない。(流石に、可で卒業させてはくれたけれど‥‥)

ともあれ、十代の頃から、おそらく古典の中では「方丈記」に一番心を惹かれ、それでもそれを卒論にする気はさらさら無く、という正にひねくれ者みたいな選択をしたのだけれど、今の年齢になっても、おそらくもう一度同じ時期に、同じ状況になったとしたら、やっぱり同じ事をしたのではないかとすら思ってしまう。

若いというコトは、そういうモノなのだろう。

タダ、感性というのはあまり変化しないので、「方丈記」の無常感は未だに根強く心に息づいている。

それでも、この世に生まれて来たからには、何れ滅び行く生の時間を、書物と一緒に生き続けて行きたいものである。

そして、時々は幾世代をも超えて生き残っている古典に触れ、過去の自分を思い返してみたい。

話題は変わりますが、今年もセンター試験の時が巡って来ました。

雪国のコトを思えば、天候で開始時間が左右されたりしないで済む時期に、行って欲しいと思います。

せめて、一月だけでも前倒しして貰えば、雪の無い場所との地理的な不公平を減らせるのではないかと。

お正月に勉強した成果を見たいというのなら、二次試験を強化して選抜すれば良いと思うのですが。

雪国に住む者だけが、感じる不公平かもしれませんが、あまりその手の論調を見掛けません。

地方重視というのは、口先だけなんだろうと、ついつい思ってしまいます。
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Posted by seitaisikoyuri at 23:19│Comments(2)
この記事へのコメント
センター試験の時期はおっしゃるように毎年、雪の地方の方は大変ですね。おっしゃるように、もう少し開催時期を考える必要があるとおもいます。

文科省も机上論でなく、現実をもっと見なくてはいけませんね。
Posted by takachan at 2019年01月20日 10:31
takachanさん、今日も雪が降ってました。

積もりはしませんでしたが、足元が悪く寒いので、受験生が本当に気の毒だと思いました。

それだけで、何点か損しそうで可哀想です。
Posted by koyuri at 2019年01月20日 18:44
 
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