ついに、起こるべくして起こったと言っても良いのではなかろうかというのが、膨大な統計の不正問題。
というのも、既に警告していたのがこちらの本。
無論、1ドル50円は極論だろうが、少なくともマイナス金利が続くコトの弊害や、ヘリコプター・マネー的な国債や株式を中央銀行に集める様な政策が、延々と続くハズも無いという論調は正しい。
結局、今季は15兆円近くの年金の株式などの運用損を出して、どうするのか。
もうこれ以上、買い上がれるとも思えない。
それでも、買い上がる以外に方法はナイのかもしれないが、換金しようとした途端に暴落は免れない。
昔、バブル時代に銀行に不動産を買いましょうと追い貸しされて、バブル崩壊と共に泣いた人達が存在したけれど、今は銀行に投資信託を買わされて大変な思いをしている人も居るという。
本来、銀行は将来性のある企業に貸して、企業を大きくして利子を貰って、ウィンウィンの関係を築くのが本来の仕事だったというのに‥‥
ともあれ、高校の英語の教科書に、「銀行は晴れの日に傘を貸してくれて、雨の日に傘を返せと迫るトコ」という一文を読んだ時に決心して、自分では満期近い高利回りの自分の預金担保に、幾ばくかの借金しかしたコトしか無いけれど。
世の中の本を、アットランダムに読んで良かったコトは、世の中にはダマされ易い人を狙うハイエナはとても多く、平気で嘘を並べる人は本当に多く、そして、詐欺師の周りには僅かばかりのお金を目当てに取り巻く人々がわんさか存在しているというコト。
おそらく、祖父の仕事が弁護士だったが故に、マズは相手を完全に信じるなという教えが子供心に刷り込まれているのだろう。
そして、そう教えたにも関わらず心優しい父などは、結構、ダマされていたし。
ともあれ、日本人は島国に生まれ育っているので、極悪人の数がその他の国々と比べれば、極端に少ないので、狡猾な人物に言い包められ易いので、こんな政治がまかり通っているのだろうという気がするけれど、自分の一票で世の中は変わらないと投票に行かない人が多く、プロパガンダにダマされ易いのだから、どうしようも無いのかもしれないが‥‥