そして、この先の人生をどう生きなければならないかというコトを書いた本。
そもそも、我々が生まれた時代には、まだインターネット通信は存在せず、世の中の機械化は未成熟な時代であった。
テクノロジーの進展により、世の中は徐々に肉体労働を機械に補助され、何れロボットに下手をすると取って代わられる時代が来ようとしている。
巨大なコンピューターがドンドン小型化され、パソコンになり、インターネットが普及するに従って、人々の行動が急速に変化し、もうそれは止められるコトはナイ。
今は、Google、Apple、Facebook、Amazonの巨大企業が世の中を支配しようとしているが、やがてそれ以外のネット関連業社も加わって、世の中の仕事の仕組みをより激変させるに違いないと著者は警告する。
実際、インターネットによって、情報のフラット化は進んだけれど、より社会の格差は増大しており、おそらくそれはもっと増幅する可能性は高い。
我々やその子孫は、そうした世界に住んでいるコトを自覚し、どう動けばより人間らしい暮らしを送れるかという点に重きを置いた書。
未来について、考えてみたい方は、読んで参考にすると良い。
将来は、著者の想像をより超えてしまう可能性はあるけれど、考えるヒントには必ずなるハズである。