少し前の本に触発されて、江戸時代をしっかり知ろうという気になり、読んでみた本。
学校教育では、鎖国貿易により、長崎の出島でオランダと通商出来ただけと学んだけれど、実際の最大の貿易相手は中国(明、のちに清)であり、オランダの約十数倍の時もあったという。
八代将軍、吉宗は名君と言われるが、幕府の方から見てであって、それ以前は凶作の時は年貢も作柄によって上下したけれど、凶作の年も減免されなくなったので、農民は大変になったという。
などなど、教科書で教えられるのは、必ずしも正しいというワケでは無い。
やはり、自ら色々と学んでこそ、正しい歴史を知るコトが可能なる。
何時の時代も、世のトップが良くなければ、ツケは庶民に及んでしまうというのも、永遠の真実である。