最近、若い人達の世代から、『将来の年金に期待出来ない』という話が出て来る。
確かに、今の政府の意向を考えると、年金支給がドンドン遅れる可能性は高い。
それにしても『100年安心』という旗印は、一体、何だったのかという感じなのだが、平気で薔薇色の話をして、国外にお金を支出し、年金は株でスルという国なのだから‥‥
ともあれ、そういう政府を望んだ人が多かったのだから、という気もする。
嫌だと思う人は、キチンと選挙に行って、意向を意志表示しなければ。
タダ、どうしても人生の多様化は避けられないという時代をある程度分析した本がこちら。
後、10年もすれば、40代以上の一人暮らしの人の数が4800万になるのではないかと書かれている。
確かに、結婚していたとしても、死別する人も居るし、別れる人も居るのだから、国民の約半数がシングルという時代が訪れても不思議はナイ。
当然、独身で生きるという選択をする人も増えるだろうし。
ともあれ、年金支給を75歳からにするというのを、既に大前提にしているのだが、我々国民年金の人間は、そもそも雀の涙の年金では、到底老後を支えられないと判って生きているが、厚生年金をしっかり払って来た人々にとっては、裏切りとしか思えないのではと類推する。
少なくとも、正しい運用をしてであればともかく。
日本人は、島国で他者とあまり争わない方が生きやすいという感じだから、なのだろうが、それにしても過去の時代から為政者にとって、本当に手玉に取り易いと思われてないかという気もしてしまう。