2019年08月10日

信仰というモノ

いよいよ、来週は一週間の長期休みだと思うと、本当に有難いです。

長野は、連日の猛暑日で、涼しい場所で生まれ育ったので、暑さが身に沁みます。

お盆の準備も有りますが、避暑をしたりして、のんびり過ごしたいと思っています。

で、本日の話題は、


上下巻の長編小説を、読み終わりました。

著者が帚木蓬生氏でなれけば、読んだかどうか疑問ではありますが、無宗教の人間でもとても心打たれるモノが有りました。

というのも、本当に若い時に、あまりに色々な本を(宗教も含めて)読んだら、多くの宗教は根っこが繋がっているモノも多く、そして、無宗教を選ぶという選択も有りだと気付いて、その道を進んでいるので、日本的に檀家となっているお寺で埋葬されるコトにはなると思いますが、確信的な無宗教者なので。(加えて、確信的な無党派でもありますが‥‥)

ともあれ、信仰を持つというのは、大変かもしれませんが、心強いコトだろうとは思います。

戦国時代から、明治時代までの長い間、九州地方に於ける、キリスト教の変遷と受難を克明に描いた傑作です。

ちなみに、単にキリスト教がどうこうという感じで読むと、興味のナイ人には向かないと思いますが、ある特定の考え方に対して、国の主導権を握る人が変化してしまうと、ココまで民衆は大変な目に遭うのだという感じて読むと、決してそれはその時代だけの話ではありません。

そういう意味では、今の時代にも通じる普遍的な小説と言っても、過言ではナイと思います。

長期の休みを持て余しそうな方は、是非。
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Posted by seitaisikoyuri at 17:01│Comments(2)
この記事へのコメント
こんばんは

私も無宗教です 
多くの宗教は根っこが繋がっている・・・・
これも同感です
この考え方が広まれば、世界から対立や戦争がなくなるのではないかと思っています

凸凸!
Posted by k-hirata at 2019年08月10日 23:41
k-hirataさん、おっしゃる通り、世界から対立や戦争がなくなる時が来るのを、心待ちにしています。

小異を捨てて、大同に付く感じで仲良くして欲しいです。


Posted by koyuri at 2019年08月11日 21:27
 
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