著者の本は何冊目か。
ともあれ、誰でも確実に死が迎えに来るのですから、その時には逝くしかありません。
「死」を身近に感じた方が、残りの「生」を輝かせるコトも可能かと。
「養生」というのは、命の終わりがスグだとしても、日々欠かさないのが大切。
「子宝草」という植物を、以前、御客様から頂いて育ててます。
次々に葉っぱから、次の世代が生まれて来ます。
人間の一生と比べると、短いスパンで入れ替わって行く様子を見ていると、人間も寿命の違いは有っても、大きくなって、生を終えるのだと実感します。
長い様で、過ぎてしまえば短い人生をどう生きるべきかという、道標の様な本ではないかと。
同じ一生であるならば、病に苦しんで生きるよりも、健康的に生きる方が、絶対に生き易い。
良く生きるコトは、良く死ぬコトなんだと、考えさせてくれる一冊です。