日本の皆保険だった健康保険は岐路に来ている。
だとするならば、我々はどういう選択をすべきなのかというコトを考えて欲しいという本がこちら。
この本が出されてから、五年。
消費税は、年金、医療および介護の社会保険給付、少子化に対処するとして、5%から8%に上げられた年に書かれた本である。
だが、消費税は結局、社会保障に全て回ったワケではなかった。
そして、今回も10%になったとしても、おそらく防衛費などに消える可能性は高い。
2015年には、団塊の世代が後期高齢者になる。
それまでに、もう6年しかナイのだが‥‥
もっと、日本国民全体が、どうすべきかというコトについて、しっかりとした選択を考える必要があり、その意思を投票という形で表明しなければ、未来は暗い。
どういう選択が良いのかという選択肢を、自ら確認して欲しいと思った一冊。