元国税調査官だった大村さんの本は、結構面白いので何冊か読んでますが、今回は金沢税務署の奮闘で、関西電力やその周辺の闇が暴かれそうだというので、税務署の仕事に関する本を読んでみました。
それを読むと、やはり上からストップが掛かるコトもある、所謂、公務員のお仕事の部分も多いと書かれていたので、そう考えると今回の金沢税務署は本当にエライのだと実感。
調査もしなくて、その手の問題は無いなどと言っている電力会社などもあるそうですが、正直、とても信じられないのでは。
他の地区の税務署の方々にも、奮起を期待するしかナイのかも。
それにしても、上記の本の最後には、「消費税は格差拡大の元凶」なのに、今の政治は間違った方向へと行っていると、何年も前に警鐘を鳴らしています。
にも、関わらずに、ついに今年10%になってしまいました。
10月を前に廃業したという話もチラホラ聞こえて来ますし、スーパーなどに行っても、駆け込み需要の反動なのか、9月と比べると空いてます。
濡れ手に粟の人々から、しっかり税金を取ったり、モラルに反している人は罰したりと、世の中を真面にしなければ、おそらく日本は今後、マスマス駄目になるに違いありません。
警察や、検察よりも、税務署の方が頼りになるというのも、変な話ではありますが、世の中にある程度正しい人が存在して無ければ、子供達に顔向け出来ません。
少なくとも、地方の人達の方が、景気減速の痛みを肌で感じているので、世の中を正さなくてはという気持ちになりやすいのかもしれませんが、そういう人達が存在しているというコトが、せめてもの救いです。