2019年11月02日

灯をともす言葉

「暮らしの手帖」の創刊者である花森安治さんの言葉を集めた本なのですが、書かれたのは昔なのに、今でも通用するというのがスゴイ。


特に、今なら誰もが心に響くのではと思うのが

いま、ぼくたちは、
政治でも経済でも 
学問でも、風俗でも、
およそスポーツ精神とはかけはなれてしまった世の中に住まわされている。
こんな、どろどろの中から、
美しいオリンピックが
花ひらくわけはない

『イヤー、参りました』としか思えませんね。

いかなる権力にも、
いかなる圧力にも、
いかなる金力にも屈しないで、
正しいと思ったことを
やりとげる、それには、
いささかの勇気が
要るというわけである。
そのいささかの勇気を
いつも持ちつづけていたいと、
しみじみおもうのである。

石川啄木ではありませんが、そういう人になりたいと思います‥‥

幾つもの、心に響く言葉が並んでいるので、読んでいるだけで、心が洗われる気がしました。
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Posted by seitaisikoyuri at 21:37│Comments(2)
この記事へのコメント
こんばんは

正しいと思ったことをやりとげる・・・・
心に響きます


明日は市の文化祭に行ってきます
絵や彫刻など、趣味人たちの力作を観てきます
文化の日らしい連休になりそうです♪

凸凸!

Posted by k-hirata at 2019年11月02日 23:37
k-hirataさん、戦争で苦労した人々がドンドン亡くなって、正しいと思ったことから、逃げようとする人が増えている感じがします。

文化祭の作品楽しみにしてますね。(長野では、台風の後遺症で色々なイベントが中止になったり、縮小傾向にあります‥‥)
Posted by koyuri at 2019年11月03日 19:21
 
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