というコトを、データで示して書かれた本です。
三日前に書いた本とは比べ物にナラナイほど、的を得た本かと。
無論、本当に独身で生きたいと思っているのであれば、良いのだけれど、若い頃には男も女も『何時かは結婚したい』と思っているにも関わらず、男女共に独身でいる人が増えているのは何故なのか、というのを突き詰めた本。
そもそも、出生に於ける男女比は男の方が多いのだから、一夫一婦制となると、当然、他国からドンドン女の人を迎えるならともかく、男性の方が独身になる可能性は高い。
それを無視したとしても、男性が再婚で女性が初婚という組み合わせが、割と多いという現実を考えれば、若い男性が消極的では、結婚は出来ないかもという警告の書。
確かに、実際に男性が再婚で女性が初婚という組み合わせの話を、時々、聞くコトが有る。
男性に同居している子供が居たり、別居している子供が居るなど、条件は様々だが。(極稀に、女性が連れ子で初婚の中年過ぎの男性と結婚したという話も聞くけれど‥‥)
昔から、当たって砕けろ式の男性は、結構、綺麗な人を幾人か変えつつ、交際していた。
要するに、『断られたらどうしよう』という気持ちを捨てて、チャレンジするつもりになるのが大切なのだろうとも思う。
加えて、日本だと勤務先が実家に近ければ、結婚するまで親と同居という人が、男女共に多いのが問題で、子供の自立を阻みかねない親の問題が指摘されている。
ともあれ、結婚の大半はホボ夫婦が2〜3歳以内が大半であって、それ以外を望むのはかなり難しいと知っておくべきらしい。
無論、そうでナイ人も存在はするが、それにはかなりのスペックが必要だし、確率的にはかなり少数派。
それでも、自分は大丈夫的な甘い考えでは、特に男性は婚期を逃す事になりかねないし、女性も家の居心地の良さに甘えていると、共に老後は独り暮らしになりかねないという。
その辺を自分で良く考えて行動しようという、実に適切なアドバイスをしている本と言えよう。