2019年11月27日

死は虚空への旅立ち

より良く生きる為には、より良く死について考え、死の前に自分の人生をしっかり燃焼させるべきという対話集。


「健康問答」の二巻の後、再びの作家の五木寛之氏と帯津良一医師の対談集です。

若い頃は、どうせ死ぬのだから、遅くても早くても一緒だと捨て鉢な考え方をしてましたが、以前にも書いたかと思いますけど、医学部の教授が授業で「僕は歳なので、君達はもう歳なのだから、死んでもしょうがないと思っているだろうが、逆に、ここまで生きて来たからこそ死にたくないのだ」と言ったという話をしたのだと、医学生達が複数で会って話をした時に、語ってくれました。

「でも、教授はガンなので、おそらくもう駄目なんだけど」と、三人が沈痛な感じで‥‥

その時に、生きていたら、そういう気持ちになるかどうか確かめるタメにも、生きてみたいと思ったのを、今でもしっかりと覚えています。

ともあれ、まだ子供達が完全には独立してナイので、今は死なない方が良いかとは思うものの、やはりあまり死に対する恐怖が湧かないし、そもそも、お二人の様に『天命』と思っているので、あまり気にはなりません。

可能であれば、今、仕事以外にある事を成し遂げようとしているので、出来ればそれだけは完成させたいと思ってますが。

ともあれ、両親共に突然死したので、周囲が大変なのは理解してますが、本人は一番楽だろうとも思います。

理想としては、何かがあって数日後、まだ多少意識が残っていて、最後に家族などとお別れ出来てから、死ねたら最高だろうとは思わなくもナイのですが、あまり欲張ってもイケナイと思ってます。

昔から、諸行無常の中世という時代が大好きでしたから、結局は卒論は中世でしたし‥‥(古代は謎が沢山あるので、推理小説的な魅力があり、中世とは違った意味で、真実が知りたいという意味では、大好きなんですが)

なので、お二人の対談は琴線に触れる部分がかなり有るので、とても面白く読みました。

流石に、じわじわと亡くなるかもという病気になったら、最終的にどう考えるかは判りませんが、それはそれで、もともと好奇心が強く、若かった時への宿題の答えみたいなモノなので、知りたいという気もします。
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Posted by seitaisikoyuri at 22:26│Comments(0)
 
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