ついに、ニュースを聞いて、日本という国は先進国とは思えないと、完璧に絶望状態になった。
というのも、安倍晋三首相は、官邸で開いた新型コロナウイルス感染症対策本部会合で、品薄が続くマスクについて、全国の約5千万世帯を対象に1住所当たり2枚の布マスクを配布すると表明した。
日本郵政のシステムを活用し、今月中旬以降、感染者の多い都道府県から順次発送を開始する。
布マスクを着用し、会合に臨んだ首相は「店頭でのマスク品薄が続く現状を踏まえ、国民の不安解消に少しでも資するように速やかに取り組みたい」と述べた。
布マスクは洗剤で洗うことで再利用が可能というけれど、「綿のマスク」をたったの二枚では一人暮らしならともかく、洗い替えもナイではないか‥‥
前に、正絹で作ったマスクをお勧めしたが、綿とは違い耐久性もある。
今回、花粉症対策では無いので、ストックしてあった「PM2.5のマスク」を新たに中側に入れて、特製のマスクを作っている。
アレルギーなので、耳にゴムが当たると腫れるので、何年も手作りマスクを作っている身としては、「綿のマスクをたった二枚だけ、一家族にくれると言われても、何だかなぁ」としか言えない。
我が家は、まだ使い捨てのマスクはあるが、少し手の動きも良くなって来たので、娘のマスクも作ろうと思っている。
本当に、「綿のマスクが一世帯に二枚」というのが、政策だとするならば、もう少し違う方法があるのではないか。
心から「コレでいいのだ」と思う政策だとするならば、赤塚不二夫先生が描いたギャグにしかならない。
確か、天才バカバンの主題歌は「これでいいのだ これでいいのだ ボンボン バカボン バカボンボン 天才一家だ バガボンボン」だと思うのだが‥‥