少し前に亡くなった瀬戸内寂聴さんの本を読んでみました。
大学生時代に、瀬戸内晴美さんだった時代の本を借りて読みましたが、もうホトンド忘れていると思います。ともあれ、「人生は変えられる」という見本みたいな方でしたね。
それでも、彼女には、人生の最終盤には小説家よりも着物作家として名高かった宇野千代さんと類似の匂いがします。
二人共、前を向いて生きるコトに一生懸命ですし、健康には気を付けて御長寿されてますし。
せっかく生まれてきたのですから、寿命が尽きるまで精一杯生きようという気持ちになります。
今の日本は、色々と大変な目に遭っている方達も多いと思いますが、それでも戦争中でナイだけましなのだと思います。
無論、戦後生まれですから実際の所は知りませんが、両親から常々戦時中の話を子供の頃に、耳にタコができる位聞かされてますから。戦争を生き抜いた人達は、違うのかも。
でも、それだからと言って、日本が戦争に逆戻りすれば良いという話ではありません。
再び、憲法を改正して戦争が可能にしようとしている政治家が多数になってますが、一般の人々は命を狙われたり、戦地に行かされたり、食料が無くて飢えたりと、碌なコトにはなりません。
どんなに辛いコトが有っても、平和で居られれば、未来は開けて来るのですから。