既に、想定していたが1ドルは150円台になった。
日本の貿易赤字も増え続けているし、国の借金も増えるばかりだから、簡単には歯止めがかからないだろう。
日銀総裁は、アベノミクスを失敗ではナイと思いたがっているみたいだが、そうは行かないだろう。
そもそもアベノミクスは、日本の富を棄損しかねないと否定的な人達の思惑の方が道理だったということ。
イギリスでポンドが下落しているように、今や価値が無いと判断されたら投機的な相場が続くのは当たり前。
昔の金本位制度とは違うのだから。
少子高齢化社会は先が見えず、労働者には賃金が増えず、国家財政が危機的になっていて、研究費も頭打ちでは国際競争力を高めるのも難しい。
そんな日本に投資したいと考えるのは、余程でなければ難しい。
不動産を外国人がドンドン買っているとの報道もあるが、それは良いコトなのだろうか。
少なくとも、ドルを売って円の買い支えを少しやった位で済む話では無かろう。
アベノミクスの出口を考ずに行ったのは、原発の処理を終了しないまま再稼働を進めたいという、変な楽観主義のようなもの。
一つ間違えれば、日本もスーパーインフレになりかねないという自覚を持った方が良いのではないか。