久し振りに、身体のタメになる本を。
皮膚は、我々の行動や心理に強い影響を与える。
人と、直接触れ合っても、寄り添うだけでも、相手を勇気づけたり、元気づけたりする。
互いに愛情を持って触れると、両方の脳でオキシトシンというホルモンが分泌され、リラックスし、ストレスが癒され、絆が深まる。
また、直接触れなくても、愛情を持って寄りそうだけで皮膚はお互いを感じ、癒しに向けた治癒力を発揮すると。
恋人などや親子の触れ合いに限らず、医療や看護・介護の現場から、東洋医学の臨床など、あらゆる場面で皮膚と皮膚を触れ合ったり、寄り添ったりする意義を肯定しています。
時々、頻発する見知らぬ人とのトラブルや暴力事件の人達の多くは、孤独な人が多いと言われますが、進んで他人と仲良くすることで、人からも大事にされるようになりたいモノ。
親や兄弟など身内や同性の人に、肩もみをするといった感じから初めて、徐々により多くの人と触れ合えれば、お互いの仲が良くなると思います。逆に、無理強いはしない方が良いでしょう。
誰でも、まず信頼感を持ってからで無ければ、他人を受け入れるのは難しいものですから。