65歳以上の高齢者は、既に人口の三割ほどになっていて3640万人、65歳以上の就業者数は906万人で過去最多だという。
逆に、15歳未満の子どもの人口推計は1493万人で過去最少だと。
この先の、少子高齢化は着実に進んでいる。
高齢者の就業者数の増加は、本人が進んで働くのは喜ばしいが、余裕が無いので働くというのは大変なコト。
前にも書いたけれど、国民年金の給付水準は将来的に三割ほど減額され、満額でも月に65000円程度から月に45500円程度になると言われている。
厚生年金も、多分減らされると思うので、これからの人々は死ぬまで働くのが、より普通になるかもしれない。
今は、四分の一しか働く必要はナイのだが、徐々にその比率が上がって来るのだろう。
将来的に、本人が進んで働くだけで、余裕が無いからという働き方を無くせれば良いのだが、多分、そうはならないだろう。
日本人の雇用賃金が上昇すれば前提が崩れて、未来は明るくなるのだが、どうも今の総裁選を見る限りでは無理っぽい。
アメリカは最低賃金を上げる方に舵を切り、高所得者に増税する方向に行くのではないかと言われているが、日本はどうなって行くのか。我々も真剣に考えないと、歳をしてから『こんなハズでは』と思うのでは遅すぎる。
自分だけは大丈夫という空虚な期待を持たずに、全体的に何とかなろうとしないと、全体的に皆で駄目になる時代はもうソコまで来ているに違いナイ。